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8月の機械受注 前月比0.5%増 

   内閣府が2009年10月9日に発表した8月の機械受注統計(季節調整値)によると、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は前月比0.5%増の6681億円となり、2か月ぶりに増加した。ただ、受注額は過去最低だった前月と比べてわずかの増加にとどまり、1987年4月の統計開始以来、過去2番目に低い水準だった。

   内訳をみると、製造業は4.9%増の2346億円で、2か月ぶりに増加。非製造業は0.6%減の4368億円で、2か月連続の減少となった。

   内閣府は基調判断を、「減少のテンポが緩やかになってきている」に据え置いた。