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カシミヤを不適正表示 都が10業者に改善指示

   東京都は2009年11月30日、カシミヤの原材料比率を実際より高く表示し販売したとして、インターネット通販などを行う都や大阪府などの業者10社に対し、景品表示法に基づき表示を改めるよう指示した。「カシミヤ100%」と表示しながら実際はアクリルが100%という悪質なケースも4例あった。

   都は、09年7~10月、インターネット通販で販売しているカシミヤ製のストールやセーター類50商品について調査を実施。その結果、商品表示と実際のカシミヤ混用率が異なるものが13商品見つかった。