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タイガー不倫騒動のドロドロ 「第2」「第3」の愛人まで登場

   男子プロゴルフのダイガー・ウッズ選手(33)をめぐる騒動が泥沼化している。自宅近くで起きた自動車事故をきっかけに持ち上がった「不倫騒動」だが、ウッズ選手が「家族を落胆させた」との事実上の謝罪コメントを発表しても騒動は収まらず、「第2」「第3」の女性の存在まで取りざたされている。

   騒動の発端は、2009年11月27日未明、ウッズ選手がフロリダ州オーランド郊外の自宅近くで起こした交通事故だ。

クラブホステスにテレビタレントがお相手

   自宅を自家用車で出た直後に消火栓に衝突。負傷して病院に搬送された。ウッズ選手が事故後も警察の事情聴取を拒否したことや、事故が深夜だったことから、

「不倫疑惑を報道されたことにエリン夫人(29)が激怒し、ウッズ選手が『脱走』しようとした矢先の事故なのでは」

との憶測を呼んだ。

   まず不倫相手として名前があがったのが、ニューヨークのクラブホステス、レイチェル・ユチテルさん(34)。「ウッズ選手がユチテルさんを、オーストラリアでの試合に同行させた」などと報じられた。エリン夫人は、ユチテルさんとの関係をめぐって激怒したと報じられている。当のユチテルさんは、ニューヨーク・ポスト紙に対して、ウッズ選手と同時期にオーストラリアに滞在していたことは認めたもの、「友達と一緒に行っただけ」などと不倫関係を否定している。

   この直後に、「第2の女」の存在が報じられた。

   12月2日にUSウィークリー誌が報じたところによると、お相手はテレビタレントのジェイミー・グラブスさん(24)。07年4月から最近まで交際が続いたという。2年半で300通のメールのやり取りと20回の密会を重ねたといい、同誌では、「エリンが僕のケータイをチェックして、君に電話するかもしれない」などとして、ウッズ選手がグラブスさんに対して携帯電話の設定を変えるように懇願したと伝えている。

「私は家族を落胆させ、これらの罪を心から悔いている」

   この数時間後に、タイガー選手は

「私は家族を落胆させ、これらの罪(transgression)を心から悔いている。自分の価値観や、家族のために取るべき行動に忠実ではなかった。私には過ちがない訳ではないし、完璧からはほど遠い」

などとするコメントを公式ウェブサイトに発表。これが米メディアには「不倫を示唆した」として受け止められた。速報性を重視するCNNはもちろん、ワシントン・ポストのような高級紙も、メールマガジンの「号外」を出してコメントが掲載されたことを伝えるなど、米メディアは大きな関心を示した。

   ところが、この直後に「第3の女」として、ラスベガスのクラブ経営者、カリカ・モーキンさん(27)の存在が浮上。複数の米メディアによると、09年10月、ラスベガスのホテルで複数回密会したという。ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙には「トリプルボギー」とまで皮肉られる始末だ。

   ウッズ選手が発表したコメントでは

「個人的な罪にはプレスリリースは必要ないし、家族内部の問題は公共の場で告白すべきものではない」

と強気な一面を見せているものの、近いうちに方針転換を迫られる可能性もありそうだ。