鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、ブログに、障害者に対して差別的な内容を書き込んだ問題で、2009年12月9日、県内の福祉団体が抗議声明を発表した。
竹原市長は11月、自身のブログで「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている」などと書いていた。
声明を発表したのは、県ソーシャルワーカー協会や県精神保険福祉士協会などの4団体。「竹原市長の書き込みの内容は、しょうがいを持つ方々はもちろんのこと、その御家族をはじめ、福祉や医療現場でしょうがい者の自立支援・自己実現を支援している関係者に与えたこころの傷は余りにも大きい」として、竹原市長に謝罪を求めている。