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阿久根市長の県立高介入 県議会「緊急委員会」

   鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、同市の県立鶴翔高校の生徒指導に介入し、校長に「変更しないならブログやメディアに出す」と迫った問題で、県議会は2010年3月24日、緊急の文教商工観光労働委員会を開いた。

   県教委によると、同校は2月、校内トイレで喫煙したとして複数の生徒を処分。このうち野球部に所属する生徒は喫煙を否定したものの、同校は3月18日、大会への出場を禁止することを決定した。

   その後、同校に竹原市長から出場禁止撤回を求める文書がファクスで届いた。校長が阿久根市教委に確認の電話をしたところ、竹原市長が出場させるよう迫り、応じなければ自分のブログに掲載すると伝えたという。

   24日の委員会では、委員らが「市長が学校側に圧力をかけたことは問題」などと指摘。学校側にも今後毅然とした態度で臨むよう求めたという。