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4月の月例経済報告「着実に持ち直し」に据え置き

   内閣府が2010年4月16日に発表した4月の月例経済報告によると、景気の基調判断は「着実に持ち直してきているが、なお自律性に弱く、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある」とした。8か月ぶりに上方修正した前月の判断を据え置いた。

   企業の景況判断については「改善している」に、6か月ぶりに引き上げた。一方、個人消費と生産は「持ち直しつつある」に、設備投資は「下げ止まりつつある」に据え置いた。

   輸出の回復などで企業収益が改善しているが、デフレが続いていることや雇用情勢に引き続き注意する必要があるとみている。