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11年大卒生の内定率47.8% 文系学生が苦戦

   就職情報サービスのディスコは2010年5月19日、11年3月卒業予定の大学生(現大学4年生、修士2年生)の就職活動に関する調査結果を発表した。

   調査によると、5月1日現在の内定率は47.8%で、前年同期を1.7%下回った。製造業の業績回復によって技術職採用が復活し、理系男子の内定率が53.6%(前年同月比0.7%増)、理系女子が58.7%(同12.0%増)と上向いた一方で、文系男子42.1%(同7.5%減)、文系女子44.4%(同2.4%減)と、文系全体が苦戦。文系男子の1人あたりの内定社数は2.1社(同0.3社増)、文系女子は1.8社(同0.3社増)となっており、特定の学生に内定が集中している傾向が見られた。

   調査は5月1~10日にインターネットで行われ、大学生モニター969人が回答した。