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全部そろえたい「そっくりハンバーガー」 マックがストラップキャンペーン

   日本マクドナルドは2010年7月26日から、バリューセット(ドリンクL、ポテトL)の購入者に「フードストラップ」をプレゼントするキャンペーンを実施する。マクドナルドの定番商品を本物そっくりに再現したもので、「食べに行きたくなる」「全部そろえたい」と話題になりそうだ。

ビーフパティのボリューム感、とろけ出るチーズ

本物感たっぷりの忠実な再現
本物感たっぷりの忠実な再現

   「フードストラップ」はマクドナルドの定番メニューのビッグマック、フィレオフィッシュ、ダブルクォーターパウンダー・チーズ、マックフライポテト、ホットアップルパイ、マックカフェ カップ(ホット)の6種類を用意した(無くなり次第終了、種類は選べない)。

   「フードストラップ」はいずれも、精巧に作られているのが特徴だ。たとえばビッグマックやダブルクォーターパウンダー・チーズは、バンズにのせたゴマの振られ方やビーフパティのボリューム感、とろけ出るチーズが本物そっくりだ。

   なぜ、本物そっくりの「フードストラップ」を企画したのか――。日本マクドナルド広報担当の大内めぐ美さんは、「ビッグマックをはじめとするマクドナルドの商品が普段の生活の中にもあってほしいという思いから、昨年の秋ごろから構想がはじまりました」と明かす。マクドナルドの商品をストラップ化したのは、全世界のマクドナルドとしても初めての試みだという。

   大内さんによると、ストラップ化された6つの商品はマクドナルドの中でもとりわけ人気の商品を厳選。「本物のシズル感(質感)を忠実に再現するまでに、金型の作り込みにも非常に手間をかけました」と話す。

子どもに安全な材質を使用

   具体的には、アップルパイは中身の透明度をより近づけるために約20個を試作しリアリティを追求し、マックフライポテトは立体感を出すために金型を3パターン使い作り上げている。フィレオフィッシュは、スチームで仕上げるというフィレオフィッシュバンズ特有の「つや」を再現した。安全面に配慮しており、子どもが噛んだり、舐めたりしても問題ない材質や塗料などを使用している。

「小さなお子さまからお年寄りまで幅広い方にお楽しみいただけると思います。とくに、若いケータイ世代には魅力を感じていただけるのではないでしょうか」

   食べ物を精巧に再現したストラップはマックだけではない。餃子の王将や不二家、ミスタードーナツ、モスバーガー、ロッテなどの製品を携帯ストラップとしたものが、カプセル玩具の景品として売り出され、話題を集めている。個人のブログなどには、「(ストラップを見ていると)食べに行きたくなる」「全部そろえたい」などと書き込まれ、手のひらサイズの可愛らしさやコレクション性がうけている。