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福山雅治と小西真奈美 全否定でも消えぬ「いずれ結婚」説

   人気俳優の福山雅治さん(41)と女優の小西真奈美さん(32)の結婚が報じられたが、双方の事務所は結婚について全否定している。しかし、二人の交際の噂は数年前からあり、結婚に向かっているのは本当だろう、とする芸能評論家もいる。

   福山さんと小西さんの結婚が報じられたのは週刊誌「女性セブン」の2010年11月18日号で、記事では結婚招待状も存在するなどと書かれている。

結婚式で挨拶に立つのは「武田鉄矢」という報道

映画「行きずりの街」のPRイベントで「とんでもない」と結婚を否定した小西さん
映画「行きずりの街」のPRイベントで「とんでもない」と結婚を否定した小西さん

   「女性セブン」によれば、2人の交際が始まったのは4年前の06年で熱愛報道があった。出会ったきっかけは俳優の加藤晴彦さんの紹介。加藤さんは福山さんを兄と慕い、加藤さんと小西さんがテレビのバラエティー番組で共演していたことから飲み会で顔を合わせるようになった。2人とも九州出身でカメラなどの趣味が共通なことから親しくなり、デート現場が目撃されるようになった。

   さらに同記事では、40歳で結婚したいと漏らしていた福山さんは08年に新居となるマンションを購入。小西さんはそこから車で20分くらいの場所に引っ越し、時間が許す限りお互いの部屋で過ごすようになっていたという。二人が式場を探し始めたのは今年5月からで式場が決まったのは7月。結婚招待状もあり、

「発送者である新婦はもちろん小西真奈美。新郎の名前は福山雅治だった」

と同誌は書いている。挙式・披露宴は福山さん主演のドラマ「龍馬伝」の最終回が終わった年内の吉日に都内で行うという。

   しかし、2人の所属事務所は結婚を全否定。小西さんは今回の「女性セブン」が発売され前の11月3日に映画「行きずりの街」のPRイベントに出席し、少し顔を赤らめながら福山さんからラジオの番組に1、2度招かれたことがあり、小西さんのスタッフの誕生会を福山さんに開いてもらったこともあるが、結婚も交際もないと話した。結婚招待状は、誕生会の招待状と「女性セブン」が間違えたものではないか、というのだ。

   それでも、「結婚説」は本当ではないか、と報じるマスコミもある。東京スポーツの11月5日付けは「結婚を裏付けるような情報が次々に浮上」とし、結婚・披露宴の招待状は小西さんがテレビで共演したタレントやテレビのディレクターに届いている、とテレビ局関係者のコメントを紹介。スピーチは同じ九州出身の武田鉄矢さんに頼んでいるのだそうだ。そして結婚・披露宴の日取りは12月18日なのだという。

小西真奈美は記者の前で「本当のこと」話したかった?

   いずれもにわかには信じられない話しなのだが、それでも火のないところに煙はたたない、と思う人は少なくない。

   芸能評論家の肥留間正明さんは自身が女性週刊誌記者だった経験から「二人の結婚はありえる」と分析する。まず、「女性セブン」が何の証拠もなしに4ページも紙面を裂いてトップで報じることはありえないこと、事務所は全否定しているが、その勢いが意外に小さいということ。そして、11月3日に記者団の前にいた小西さんの様子が不自然だったことだ。

「大騒動なのに妙に落ち着いていた。事実無根の場合は怒りを見せたり、逆にはしゃいだりするのが一般的。少し寂しそうに見えたのは『本当のことを言いたい』という気持ちがあったからではないか」

という。なぜこうした対応になったかといえば、福山さんが2011年2月から7月にかけて行う全国ツアーを考慮してのものではないかと見る。結婚が発表されれば60万人動員を目指すコンサートのチケットが売れなくなってしまう。芸能事務所大手アミューズにとって福山さんは屋台骨であり、このコンサートを成功に導く壁になるものを作らない、という戦略がバックにある、と解説する。

「私は福山と小西は結婚を目指して交際中だと見ています。そういう意味では『女性セブン』の記事はややフライング気味。もし結婚を発表するなら福山のコンサートが終わってから、そういうスケジュールで動いているのではないでしょうか」

そう肥留間さんは話している。