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東京スカイツリー、500メートル突破

   建設中の東京スカイツリーは2010年12月1日、高さ500メートルを突破した。

   スカイツリーは10月下旬、タワー本体部分の頂上である高さ497メートルに到達。デジタル放送用のアンテナなどを取り付ける鉄塔「ゲイン塔」をタワー中心の空洞から少しずつ釣り上げ、タワー上部に仮置きされた制振機械室とドッキングさせて511メートルに達した。

   スカイツリーは東武鉄道が全額出資する東武タワースカイツリーが事業主体となって、08年7月に着工。設計・管理を日建設計、施工を大林組が担当し、総事業費は約650億円と見込まれている。

   10年3月末に東京タワーの333メートルを超え、自立式電波塔として日本一の高さとなった。今後さらにゲイン塔を引き上げ、11年春にも完成時の高さ634メートルに届き、中国広東省の「広州タワー」(600メートル)を抜いて世界一となる。開業は12年春。