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公認会計士、合格者の4割まで「就職浪人」

   2010年の公認会計士試験合格者のうち、約4割が監査法人などに就職できない「就職浪人」になっていることが金融庁の調査で明らかになった。

   調査は10年12月から11年1月にかけて、試験合格後に通う「実務補習所」の入所者1918人を対象に実施、78.9%から回答を得た。就職・内定した合格者の割合は前年比14.3ポイント減の57.4%で過去最悪を更新した。景気が回復せず、監査法人が採用を絞り込んでいることが背景にあるとみられる。