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「ボランティア希望者」連日定員超え 都の担当者は嬉しい悲鳴

   東京都では、東北関東大震災の被災者に送る救援物資の仕分け作業等を行うボランティアを募集しているが、連日定員を超える人たちが集まり、午前9時の受付開始と同時に締め切る状態だ。

   ボランティアは予約なしで受け付けている。東京都庁の受付窓口には、午前8時過ぎの時点で100人近い行列ができる。学校がちょうど春休みのせいか若い人たちが多い。ちなみに、定員は約100人だ。

   東京都福祉保健局の水野課長は、「3月21日と22日は200人以上受け入れたが、作業場所が狭いので、いまは100人を多少超える程度でお断りしている状態」と語り、多数のボランティア希望者が集まっていることについてこう続けた。「自分たちにいま何ができるか、ぜひ何か奉仕したいという気持ちの表れだと思います」

   なお、被災地から物資の受入れを一時中止したい旨の要請があり、救援物資の受け付けは27日午後4時をもって一時中止。ボランティア募集も物資の仕分け作業が終わり次第、一旦中止するが、被災地の状況をみて再開を考えたいとしている。