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液状化被害で浦安の高校「一時移転」

   東北関東大震災の影響で大規模な液状化の被害を受けた千葉県浦安市の県立浦安南高校は、一時的に県立船橋旭高校へ移転することになった。2011年3月30日、引っ越し作業が始まった。

   浦安市は広範囲で液状化現象による打撃を受けた。地面が隆起、陥没して家が傾き、いまだに上下水道が止まって自宅のトイレすら使えない地域も少なくない。浦安南高校も、校舎やグラウンドが危険な状態で使えないため、一時移転を余儀なくされた。新学期は4月6日に始まるが、船橋旭高での「仮住まい」の期間が長引く恐れもある。