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中国人船長再び不起訴に 尖閣沖の衝突事件

   尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、那覇地検は2011年6月28日、中国人船長(42)を再び不起訴処分にしたことが分かった。この事件では、那覇検察審査会が公務執行妨害や外国人漁業規制法違反の罪などで「起訴相当」と議決していた。

   不起訴について地検は、計画性があったとは言えず再犯の恐れもないことを理由に挙げている。検察審査会が再び起訴相当とすれば船長は強制起訴されるが、船長は帰国していて起訴状が2か月以内に届かないため、失効する可能性が高いとみられている。