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9月の景気動向指数 2か月連続で低下

   内閣府が2011年11月7日に発表した9月の景気動向指数速報(CI、2005年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.4ポイント低下の88.9だった。低下は2か月連続。

   欧米や新興国の景気回復の陰りで海外向けの需要減退、また地上デジタル放送への完全移行が終了し、液晶テレビなど消費関連が低迷したことを背景に、生産が落ち込んだ。

   内閣府は、基調判断を「下げ止まりを示している」に据え置いた。また、数か月後の先行きを示す先行指数も2.2ポイント低下の91.6と、2か月連続で低下した。