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デヴィ夫人が内柴容疑者を擁護 批判渦巻く中で賛同の声も

   準強姦の疑いで逮捕された内柴正人容疑者(33)について、タレントのデヴィ夫人がブログで擁護を始めた。また、内柴容疑者の周囲からも容疑に異論の声が出て、波紋を呼んでいる。

「内柴選手をなぜ逮捕する? 私は彼の味方をする!」

   デヴィ夫人は2011年12月6日、こんなセンセーショナルなタイトルでブログを更新した。

「女生徒は強い男性にあこがれを持つもの」

またまた物議に
またまた物議に

   新聞各紙によると、内柴正人容疑者は9月19日夜、九州看護福祉大の女子柔道部員数人と東京都内の飲食店で酒を飲み、泥酔した10代の部員が泊まっていたホテルの部屋に介抱を装って連れ込んで暴行した疑いが持たれている。

   ところが、デヴィ夫人はブログで、18、19歳は立派な大人であり、女子部員は、酒を飲まされていたとしても自分で断れたはずだと主張した。断らなかったのは、内柴容疑者に気があったとみるのが普通であり、内柴容疑者も、その気にさせるふりなどから、この部員に気があるかどうかは分かっていたはずだとした。

   内柴容疑者は、「合意の上だった」と容疑を否認しているが、デヴィ夫人は、それはこうした事情があったからではと推測している。

   また、内柴容疑者は、英雄、有名人で男前でもあり、「女生徒は強い男性にあこがれを持つもの」だという。女子部員は、そんな男性に目をかけられて心地よい思いをしていたはずだとし、後でそっけない態度をされ、ふられた腹いせに被害を訴えた可能性も考えられると指摘している。

   そのうえで、暴力があったわけではないのに、警察が逮捕するのは行き過ぎだとしている。五輪を2連覇する英雄なら部員にひどいことをしないはずだとして、内柴容疑者を信じたいとも言っている。

   ブログが更新されると、コメント欄には、「全く同感です」などと賛同の声が相次いだ。しかし、ネット上では、デヴィ夫人の意見に批判的な向きも多いようだ。

ネット上では、主張への疑問も多く書き込まれる

   2ちゃんねるでは、スレッドが次々に立つ祭り状態になっており、デヴィ夫人の主張への疑問も次々に書き込まれた。

   「想像がたくましすぎます」「妻子ある身ってのを忘れてないかね」「教え子+未成年+飲酒+セックス どうみてもアウトです」…

   準強姦罪は、合意とは直接関係なく、犯行時に意識を失うなどして無抵抗の状態であったことが問われる。それだけに、暴力がなかったからといって無罪とは言えないのではとの指摘も出ている。

   もっとも、「準暴行とか痴漢って女がその気になれば冤罪つくるの簡単っぽいな」「断れない子がよく訴える事はできるよねぇ」などと容疑をなお疑う声も漏れている。

   内柴正人容疑者の周囲からも、容疑に異論の声が出始めたようだ。

   取り巻きの仲間たちで書いているというブログ「正人のゆかいな仲間です。」では2011年12月6日、「今の心境」のタイトルで現状に不満をぶつけた。

   女子部員とその親が被害を受けたと大騒ぎしていることに怒りを覚えたといい、「強姦とか書いてるけど 逆強姦だろ」とまくし立てた。そして、「大体柔道やってる女の子が無抵抗でやられるかよ」と疑問を投げかけた。

   このブログは、内容から内柴容疑者の妻と内柴容疑者の幼なじみが交代で書いている可能性があり、6日のものは、そのハンドルネームから幼なじみが書いたとみられている。

   ブログの内容については、「柔道やってるオンナノコは酔ってても五輪二連覇の金メダリストに勝てるのかよ」「これ言ってる事おかしいか?完全に正論じゃん」などと議論がくすぶっている。