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セシウム流出量は東電推計の6倍 海洋研が試算

   原発事故で海に流出した放射性セシウム137は、最大で5600テラ・ベクレルと東電推計の約6倍に達したと、海洋研究開発機構が2012年3月6日に試算結果を明らかにした。

   機構では、福島県沿岸の海など約500地点で測ったセシウム濃度や潮の流れなどから、11年5月7日までにセシウムが流れた量を計算した。その結果、セシウムは4200~5600テラ・ベクレルに達したことが分かった。また、大気中から雨などで海に流れたセシウムは1200~1500テラ・ベクレルと推計された。