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アドビ、フォトショップなど「修正プログラム」公開へ

   ソフトウエアメーカーの米アドビは現地時間2012年5月11日、同社のセキュリティー対策部門の公式ブログで、脆弱性が見つかったソフト「フォトショップ」「イラストレーター」「フラッシュ・プロフェッショナル」の従来版について、「脆弱性を修正するために取り組みを進めて」いるとし、修正プログラムを現在準備中であることを明らかにした。プログラムを公開する際に、ブログで最新情報を提供するという。

   アドビはこれらのソフトについて、脆弱性は最新版のソフトで修正されているとする一方、従来品向けの修正プログラムを無償配布しない姿勢を示していた。今回の発表により、従来品を使用しているユーザーは今後、脆弱性を防ぐ対策として、最新版を購入する代わりに無償で修正プログラムを入手できるようになるとみられる。