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トーハン、本人承諾なしで講談社社長を社外監査役に

   書籍取次大手のトーハンが2012年6月28日に開催した株主総会で、講談社の野間省伸社長を本人の承諾を得ないまま社外監査役に選任していたことがわかった。

   トーハンは6月26日、ホームページで株主総会の招集通知を修正し、野間氏の監査役就任について「承諾を得ておりません」とのただし書きを付けた。28日の株主総会で、同氏を含む3人の監査役の選任を可決したが、その時点でも野間氏の承諾は得ていなかった。

   トーハンは7月2日現在も、「承諾を得ておらず、講談社と調整中」としている。また、「あすにはコメントできると思います」とも話している。