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7月の家庭向け電力需要、初の2ケタ減 気温低く節電も浸透

   2012年7月の家庭向けの電力需要が前年同月比12.4%減の194億キロワット時となり、7月としては1972年に電力会社が10社体制になって以来、最大の減少率で初めて2ケタの減少を記録した。電気事業連合会が8月20日に発表した7月の電力需要実績(速報ベース、10社合計)でわかった。

   気温が昨年より低く冷房需要が減少したほか、節電の浸透により需要を下げた。家庭向け需要の減少は3か月ぶり。

   また、7月の全体の電力需要は6.3%減の685億キロワット時で、2か月連続の減少だった。全体の減少率も09年7月の6.4%に次いで過去2番目となる。