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太陽電池の国内出荷、4~6月72%増 3割が輸入品

   太陽光発電協会によると、2012年4~6月期の太陽電池の国内出荷量は44万5200キロワット(発電能力ベース)と前年同期に比べて72%増となった。8月28日に、同協会が発表した。四半期ベースでは過去最高で、太陽電池の国内需要は急拡大している。

   住宅用ソーラーが38万3300キロワット、同71%増と好調に伸びたほか、7月からの再生可能エネルギー全量買い取り制度の導入を前に、メガソーラー向けが拡大。メガソーラーを含めた非住宅用は、6万1100キロワットと82%増となった。

   また、国内出荷量に占める輸入ソーラーの比率は29.6%となった。2008年は1%未満だったが、全量買い取り制度の導入に伴い日本市場の拡大をにらんで、中国メーカーなどの海外勢が低価格攻勢でシェアを伸ばした。