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「NMBの新曲フザけてる、糞オンナ」 キンコン西野ツイートにファン大暴れ、実は…

   お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん(32)が、アイドルグループ「NMB48」のファンとツイッターでやり合う一幕があった。

   新曲のタイトルやメンバーのことをバカにした、と一部のファンが怒ったのだ。西野さんは一応謝罪したが、争いはその後もグダグダと続いている。ただ、ファンとの喧嘩を仕掛け、それを宣伝に使ったというのが真相らしい。

「文脈読み取らないバカ」、一転「叱られ目が覚めた」と謝罪

   事の発端は、西野さんは2012年11月1日に投稿したこんなツイートだった。

「私の脱糞を本番中に暴露した糞オンナ擁するNMB48が、『北川謙二』というフザけたタイトルのニューシングルをリリースするそうです。タイトルこそフザけておりますが、曲はとてもステキです。皆様、是非!」

   これは、キングコングとNMB48の福本愛菜さんらが出演している朝日放送のテレビ番組「しゃかりき駐在さん」の収録で、福本さんが「西野さんが本番中にちょっとうんこを漏らした」と「イジった」ことから、西野さんがツイッターで面白おかしくやり返したのだと思われる。

   しかしこれを見たNMB48のファンが、「フザけたタイトル、って言うな!AKBのスタッフの名前を使ったような感じやし、全国の北川謙二さんに迷惑です」と突っかかった。西野さんはこのユーザーに対し「げっ!超キレてんじゃん!」とおちょくったが、その後も「あいにゃん(福本さんのニックネーム)バカにしてんじゃねーよ!!!」「NMBヲタに喧嘩売ってなにがしたいんですか?ww」「なぜ『北川謙二』はふざけたタイトルなのでしょうか。理由を教えてください。あの曲に『北川謙二』はぴったりなタイトルだと思いますが」などのコメントが寄せられた。

   西野さんは「文脈を読み取らず、単語だけに反応してしまうバカの目に、お笑いはどう映っているのかしら?」と強気発言をしていたが、1日23時30分頃に一転「一部のNMBファンの方へ。NMB48の新曲『北川謙二』に対し、『タイトルがフザけている』と言ってしまって本当にすみませんでした。よくよく考えると素晴らしいタイトルでした。お叱りいただいて、ようやく目が覚めました。不快な思いをさせてしまって本当にすみませんでした」と謝罪した。

「山里亮太君が全ての始まり」他の芸人にも「引火」

   しかし11月4日、西野さんが「一日じっくり考えてみたのですが…やっぱり『北川謙二』はフザけたタイトルだと思います」とツイート。5日朝にも「一晩じっくり考えてみたのですが、NMB48のニューシングル『北川謙二』は、やはりフザけたタイトルなんじゃないかと思っております…」としつこくツイートし、鎮火しかけていたファンの心に再び火をつけた。

   「西野さんがやってる仕事も、ふざけたことを真剣にやってらっしゃるんですよね?彼女たちも周りのスタッフも真剣に取り組んでると思いますよ」「『北川謙二』どこがフザけたタイトルですか?それは、あなたが感じたんでしょ!私は、どこがフザけたタイトルなのか分かりません!NMB48をバカにすんな!謝っても許さない!」などのコメントが寄せられると、西野さんは「一部のNMB48ファンの方へ。僕の同期である山里亮太君が『NMBがフザけたタイトルの新曲出すよー』と教えてくれたことが全ての始まりでした。アイドルに造詣の深い彼のそのイジり方が正しいものだとばかり思っておりました。不快な思いをさせてしまって大変申し訳ありませんでした」とツイートし、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんを巻き込んだ。山里さんは「ちょっと火事の現場見に行ったら自分に引火した!」と、「炎上」に巻き込まれた心中をツイートしている。

   なお、西野さんのツイッターによると、NMB48ファンとの一連の口論は「ネットニュースにして『北川謙二』というシングルを宣伝しちゃうのです」という目的があったようで、西野さんとNMB48との関係はいたって良好。熱いファンが過敏に反応し、西野さんの術中にまんまとはまってしまったというわけだ。