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ヒュンダイネット広告に「自殺未遂」シーン 非難殺到で撤回

   韓国の自動車メーカー・ヒュンダイ自動車が、英国インターネット向けの動画広告で、自殺しようとする男性の姿を描いていた件について謝罪し、広告を引っ込めた。英BBCが2013年4月25日(現地時間)に伝えた。

   問題となったのは水素燃料電池車版ヒュンダイix35の英国向けコマーシャルで、排気ガスは水100%という点を強調するため、排ガスを車内に引き込んで自殺しようとしたが死ねない男性を描いていた。

   この動画に対し、英国のネットでは実際にこのような方法で死んだ父親を持つという女性がショックを受けたなどとブログに書き、大騒ぎになっていた。

   ヒュンダイ自動車は英BBCに対して「ビデオは広告代理店Innocean Europeがヒュンダイの要求や承認なしにつくったもの」「ヒュンダイは、個人的な体験からショックを受けた方に対して謝罪はしますが、ヒュンダイ自動車UKはこのビデオとなんの関係もない」と話しつつ、「不快感を与えるビデオについて、深く真摯に謝罪いたします」とコメントした。

   また、ビデオを制作したInnocean Europeも深く考えず製品の特長を強調するためつくってしまったなどとし、謝罪している。