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ヤマダ電機、中国・天津店を6月末に閉鎖 瀋陽店だけに

   家電量販店最大手のヤマダ電機は、中国にある天津店を2013年6月30で閉鎖する。6月6日に同社が発表した。5月末に南京店を閉鎖しており、中国で残る店舗は瀋陽店だけとなる。

   閉鎖する天津店は2011年6月に開業。同社の中国進出2か店目で、店舗面積は1万5000平方メートルの大型店だった。売上高は公表していない。

   中国の家電市場が当初の想定より伸び悩んだほか、沖縄県の尖閣問題に端を発した日本製品の不買運動が響いた。現地で仕入れなどの仕組みが十分に構築できなかったことも閉鎖の理由という。今後は店舗の譲渡・転貸のほか、他社との業務提携による営業再開も検討する。