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バイトの不衛生写真、今度は「ピザハット」 生地顔面貼り付けで、運営会社が謝罪

   飲食店の従業員が調理場などで撮影した不衛生な写真をネット上にアップする騒動が相次いでいるが、今度は宅配ピザ店で同様な写真が見つかった。

   「ピザハット」の制服を着ている男が厨房で、焼く前の柔らかなピザ生地をパックのように顔に貼り付けて撮影している。同店を経営する会社は事実を認め2013年8月19日に謝罪した。

「毎回思うんだけど、店長とか何やってるの?」

   写真はツイッターで公開され、

「ピザって息できないんだな お休み地球」

などといった説明書きが付いている。顔に押し付けたピザ生地は、顔の輪郭や目、鼻、口の形が不気味に浮き上がっていて、ネットでは、

「またやらかしたのか。これで何度目だよ」
「これは今までで一番きついな。確実にこの生地普通に使ってるだろうしな。これを食った客がいるわけだ」
「毎回思うんだけど、店長とか何やってるの?見てないときにバイトが遊んでるってこと?」

などと2013年8月17日頃から大騒ぎになった。

   この男のツイッターのプロフィールなどから人物特定が行われ、本名や通っている大学などがネットに晒された。

使用された生地は廃棄食材だった

   「ピザハット」を運営する日本ケンタッキー・フライド・チキンは2013年8月19日、公式ホームページ上に「当社アルバイト従業員による不適切な行為についてのお詫びとお知らせ」を掲載した。この店舗は都内にある「ピザハット高井戸店」で、

「お客様には大変不安・不快な思いをさせてしまいましたこと、また、多大なるご心配ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」

と謝罪した。写真が撮影されたのは2013年5月9日の閉店後で、顔面パックのように使用された生地は廃棄食材だった、と説明。このアルバイトについては社内規定に基づき厳格な処置を下す、としている。