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7月の訪日外国人、初の月間100万人超え

   2013年7月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計)が100万3100人となり、初めて月間100万人を超えた。日本政府観光局が8月21日に発表した。前年同月に比べて18.4%増えた。円安や東南アジア諸国の旅行客に対する査証(ビザ)の発給要件が7月から緩和されたことが追い風になったとみられる。

   国・地域別では、韓国が24万4000人(前年同月比28.6%増)で最も多く、次いで台湾の23万8500人(48.7%増)。7月から観光客のビザが免除されたタイは84.7%増の3万200人、マレーシアも25.2%増の9900人と大きく増加した。

   一方、沖縄県・尖閣諸島問題で関係が悪化している中国からの旅行者は31.5%減の14万人に落ち込んだ。

   これまでの月間最多は13年4月の92万3000人。13年1~7月の累計は596万人で、前年同期の488万人を大きく上回った。

   政府は「観光立国」を成長戦略の柱にし、外国人旅行者数を13年に1000万人とすることを目標にしている。