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「胸が痛むばかりです」 トルコで殺された栗原舞さんツイッターに追悼コメント相次ぐ

   トルコの観光名所として知られる「カッパドキア」で、日本人観光客の女子大学生2人が襲われ死傷した事件から2日が経った。

   インターネット上では、死亡した栗原舞さんのものと見られるツイッターアカウントが発見され、多くの追悼コメントが寄せられている。

ツイッターに「2週間連絡つきません楽しんでくるぜよ」

9月6日の更新で止まっている
9月6日の更新で止まっている

   カッパドキアは「妖精の煙突」「らくだ岩」などの奇岩群で知られ、世界遺産にも登録されている観光地だ。日本人にも人気が高く、治安も比較的安定しているだけに、今回の痛ましい事件は大きな衝撃を与えた。被害に遭ったのは新潟大学教育学部4年生の女子学生2人。2013年9月9日の13時45分ごろ、ゼミ渓谷を散策中に男にナイフで襲われたとみられている。寺松星絵さんは一時重体、栗原舞さんは死亡した。

   インターネット上では、亡くなった栗原さんのものと思われるツイッターアカウントに注目が集まった。本人の名前を思わせるアカウント名、プロフィールには「にいがた」の文字。9月6日に更新された最新のツイートには「今からトルコにいってくる 2週間連絡つきません楽しんでくるぜよ」と記されている。これは、2人がトルコに出発したとされる日付と一致する。前日の9月5日には、「明日からトルコーー よって東京で前泊なう」というツイートや、友人にあてた「えー!○○(※伏せ字は編集部)去年行ったのー!?日本語通じるんだ ツアーじゃないから不安 楽しみだけど楽しんでくる」といったコメントも残していた。

「犯人が憎いです」面識のない人たちからも追悼

   事件後、同アカウントには「赤の他人ではありますが、同世代の人間として胸が痛むばかりです。心よりお悔やみ申し上げます」「きっと、こんなことになるなんて思わずに期待と希望を持って、日本を出たんだよね」「面識はありませんが、同郷の方ということでかなり驚いています。一般人故、逮捕や捜査は出来ませんが、犯人が憎いです、ご冥福をお祈り致します」など、栗原さんへの追悼コメントが多数おくられている。

   現在、寺松さんは近くの病院で手術を受け、意識を取り戻したという。報道によると、現地の警察当局は容疑者の男の身柄を拘束したと明らかにした。捜査当局は容疑者の取り調べを進めている。