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ミクシィ、上場以来初の赤字決算へ 配当も無配に転落

   ミクシィは2013年10月1日、14年3月期通期の連結最終損益が26億円の赤字になる見通しと発表した。前回予想は5~11億円の黒字だったが、一転して赤字予想となった。前期(13年3月期)は16億円の黒字だった。赤字決算は上場以来初となる。

   同社によると、スマートフォン版「mixiゲーム」のリニューアルによる課金売上高の拡大を見込んでいたが、当初計画を下回って推移していることと、繰り延べ税金資産を6億6900万円取り崩すことを決定したことによって下方修正したという。

   期末の配当予想は1株あたり12円から無配に修正した。前期は2200円配当している。

   業績不振の経営責任を明確にするため、取締役(社外取締役を除く)の報酬月額を、13年10月から14年3月まで、20~100%減額する。