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テレ朝社員を解雇 番組制作費1億4000万円を私的流用

   テレビ朝日は2013年11月20日、番組制作費約1億4000万円を私的に流用したとして、編成制作局の男性社員(45)を19日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。

   NNNの報道などによると、元社員はバラエティー番組「銭形金太郎」などを担当していた03年11月から13年3月までの間、外部の制作協力会社3社に架空計上や費用の上乗せなどで代金を請求させ、番組制作費を着服した。流用した金は国内外への旅行や服飾品の購入などにあてていた。元社員が返済を始めているため、刑事告発は見送ったという。

   取締役編成制作局長の役員報酬20%を1か月返上、編成制作局制作1部長と編成業務部長を減給3か月の処分と、上司3人の処分も発表。早河洋社長も役員報酬10%を1か月自主的に返上する。