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ピーチ、那覇空港沖で異常降下 国交省「重大インシデント」認定

   格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの石垣発那覇行き252便(エアバスA320機)が2014年4月28日、那覇空港に着陸しようとした際、高度が異常に下がって警報装置が作動していたことが明らかになった。国土交通省の運輸安全委員会は、事故につながりかねない「重大インシデント」に認定し、調査を始めた。

   通常、那覇空港に着陸する際は5~6キロ手前から降下を始めるが、この飛行機はおよそ10キロ前から降下を開始。7キロ手前の地点で高度が通常よりも200メートル低い100メートルまで下がり、警報装置が作動した。高度は一時75メートルまで下がったが、その後高度を上げて着陸をやり直し、乗員乗客59人にけがはなかった。アルゼンチン人の機長は「管制官から降下の指示を受けたと勘違いしていた」などと話しているという。