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記者の情報源秘匿認めず 米最高裁判決

   米最高裁は現地時間2014年6月2日、米ニューヨークタイムズ紙記者のジェームズ・ライゼン記者が情報源の秘匿を理由に法廷での証言を拒んだのは認められないとの判決を下した。

   ライゼン記者が2006年に上梓した「State of War」(邦題「戦争大統領」)について、その情報源が米中央情報局(CIA)の職員であることを下級裁判所が同記者に証言するよう求めたが、これを拒否。最高裁まで争われた結果、情報源の秘匿を認めないと判断された。

   ライゼン記者は判決後、ニューヨークタイムズに「今後も戦い続ける」とコメントした。