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エボラ出血熱、未承認薬投与の医師死亡

   西アフリカ・リベリアのブラウン情報相は2014年8月25日、開発中のエボラ出血熱の治療薬を投与された男性医師アブラハム・ボーボー氏が死亡したことを明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

   ボーボー氏を含む医師3人は、米製薬会社が開発している未承認の治療薬「ZMapp」投与を受けており、「目覚ましい回復の兆候」があるとされていたが、ボーボー氏は24日に死亡した。

   一方、「ZMapp」は米国人医師ら3人にも投与され、うち2人が回復している。ZMappの効用に期待がかかるが、有効性や安全性は不確かなままだ。