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パイオニア、2200人を削減 希望退職やDJ機器事業を売却

   パイオニアは、2015年3月までに国内外の全従業員の約1割にあたる2200人を削減する。2014年9月16日に発表した。ダンス音楽やライブなどで使われるディスクジョッキー(DJ)機器事業を、15年3月をめどに米投資ファンド「コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)」に約590億円で売却。また、AV(音響・映像)機器事業をオンキヨーと統合することが決まっている。希望退職を募り、組織をスリム化する。

   今後は、カーナビゲーションなど自動車向け電子機器に事業を集中する。この日の事業方針説明会で、小谷進社長は「(車載事業の強化には)盤石な経営基盤を確立する必要がある。パイオニアが大きく変わる最後のチャンス」と述べた。