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ダレノガレ明美、ファンから「干されないか心配だ」 「ダウンタウン番組」不満ツイートきっかけで

   タレントのダレノガレ明美さん(24)がバラエティー番組の編集にツイッターで不満を漏らし、大きな話題となっている。

   2015年2月4日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で「タメ口ハーフ 年下にタメ口きかれても 怒る訳にいかない説」という仮説を検証するドッキリ企画に出演したダレノガレさんは、放送翌日「何回みてもひどい...」とつぶやいた。

「私は空気読んでるけど、(あなたは)空気読んでないじゃん」

放送翌日も内容についてツイート(画像は2月5日投稿ツイートのスクリーンショット)
放送翌日も内容についてツイート(画像は2月5日投稿ツイートのスクリーンショット)

   番組では、普段から年上芸能人に対しても敬語を使わないことの多いハーフ系タレントたちが年下にタメ口をきかれた場合に怒るのかどうかを検証。水沢アリーさん(24)、道端アンジェリカさん(29)、ダレノガレ明美さんの3人がターゲットとなり、「偽」打ち合わせの様子が隠しカメラで撮影された。

   年下ADが名前を呼び捨てにしたり、馴れ馴れしく話しかけたりするのだが、トップバッターの水沢さんはこれに大うけで全く怒らない。2番手の道端さんも戸惑い気味に笑うこともあったが、怒りはしなかった。

   ところがダレノガレさんは最初からあまり笑わず「何かすごいね、今までになかったタイプだね」とチクリ。それでも構わずタメ口で話し続けるADに「ねぇタメ語やめなー、怒られるよ」と笑顔で諭した。「ダレノガレもタメ語じゃん、みんなに」と返されると「私は空気読んでるけど、(あなたは)空気読んでないじゃん」と真顔でやり返し、「たぶんキレられると思うよ」と忠告した。

   その後にドッキリだと明かされたダレノガレさんは、イラッとしたことを明かした上で「違う、なんか激しめだったので!初めて会ったのに『この人グイグイだな』って思って」と釈明した。

   「空気を読んでいる」として自身については棚に上げ、年下には厳しくあたるという印象を与えかねないことから、スタジオトークでは司会の浜田雅功さん(51)が「これオンエアしたら(ダレノガレの)イメージ、わるならへん?」とも指摘していた。

水沢アリーは好感度アップ

   放送後、ダレノガレさんは他のユーザーからの質問を受け、「いろいろカットされて変なとこを使われていてびっくりしました!私はタメ語を話したあとはちゃんと謝りにいきますし、プライベートでは敬語です!」とコメントした。この時は「びっくり」との表現にとどめていたが、翌5日朝のツイートでは、

「昨日の放送何回みてもひどい... 私に対してタメ口をキレたんじゃなくて、ADさんがプロデューサーにタメ口使っていたからそれに対して怒ったのに私に使ってキレてるみたいになってる...なんか本当ショックすぎる」

と番組側の編集に不満を示し、嘆いた。

   「水曜日のダウンタウン」は1月28日放送回で取り上げた100円ショップの福袋について事実に反する放送をしたとして公式謝罪したばかりだ。番組では「1個も売れなかった」と直接取材をせずに伝えていたが、実際は完売していたとのことで、過剰演出が問題視された。ダレノガレさんも過剰演出の「被害者」だったのかもしれない。

   ツイートは大きな話題となり、ダレノガレさんのインスタグラムやツイッターには、ファンから「ダレちゃんは間違ってなかったと思います」「あの編集はちょっと悪意あるよね はっきり物事を言えるダレちゃんはすごいと思う」「ADのためを思って注意してあげてるんだろうな、と私は最初から思っていました!」などと励ましの声が数多く寄せられている。

   一方で、ツイートは番組批判とも受け取れることから「干されないか心配」「正論だし、すごく気持ちは理解できるんだが、テレビの種を明かしすぎてる」「お仕事減るんじゃない?!大丈夫なのかなあ」と心配する声も上がっている。

   ちなみに好感度をアップさせたとみられるのが、ADと意気投合した水沢さんだ。放送後、ツイッターには視聴者から「好きになった」との声がいくつも寄せられ、「いままで水沢アリーの好感度0だったが、今日で10倍好きになったわ」というコメントには、本人も「0だったんかい!!笑 でも嬉しい気持ち アリーがとう」と返すなど新規ファンとの交流を楽しんでいる。