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朴槿恵大統領がダウン 首相は裏金疑惑で辞任

   韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は2015年4月27日、中南米歴訪から帰国し、裏金疑惑のため辞意を表明していた李完九(イ・ワング)首相の辞表を受理した。李氏は、横領疑惑で自殺した元国会議員から約3000万ウォン(約330万円)を不正に受け取った疑いがある。李氏は疑惑を否定しているが、世論の批判が高まって国政が停滞した責任を取る形で4月20日に辞意を表明していた。辞表が受理され、4月27日に正式に辞任した。

   一方、朴大統領は帰国後の健康診断で、胃けいれんによる腹痛の症状が出ていると診断された。過労が原因だとみられ、1~2日の絶対安静が必要な状態だという。