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小倉智昭、石坂浩二「鑑定団イジメ」に激怒 語気強め、「こんなのは不自然ですよ」

   「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)に出演する俳優・石坂浩二さん(74)が、番組内のトーク部分をカットされていた問題をめぐり、情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)の司会、小倉智昭さん(68)が怒りをあらわにした。

   「鑑定団」のファンだと明かし、「こんなのは不自然でしょ」「こういうことになって残念です」と言葉を荒げながら、テレ東側の対応を批判した。

  • 「鑑定団」ファンだからこそ出た怒り
    「鑑定団」ファンだからこそ出た怒り
  • 「鑑定団」ファンだからこそ出た怒り

「石坂さんあっての鑑定団だと思う」

   発言は、2016年1月29日放送の同番組で飛び出した。「鑑定団」は2年以上前から、本来出演しているはずの石坂さんが「画面にほとんど出ない」状態が続き、一部スポーツ紙がテレ東側による「イジメ」説や「降板」説を数日前に報じていた。なお、一番最近の16年1月26日放送回でも、石坂さんのトークはカットされていた。

   「気に入ったもの(回)に関してはずっとビデオで録画してある」というほどの「鑑定団」愛を見せる小倉さんは、「石坂さんあっての鑑定団だと思う」と持論を披露した。

   そのうえで、現在の放送内容について「(番組司会の)今田(耕司)君は石坂さんの方を向いて喋っているのに、石坂さんの声は一切聞こえてこない」と分析しながら、「こんなのは不自然でしょ」と厳しく指摘した。

   番組内で紹介された「石坂さんの体調不良による不規則発言があった」というテレビ東京関係者の証言についても「会ってもそんな様子はみじんも見せない。手先も器用で、料理もするし」と反論し、目を大きく見開きながら「それはちょっと言い過ぎでしょ」と語気を強めた。そして最後に、「こういうことになって残念です」とのコメントでコーナーを締めた。

   確かに、石坂さんサイドに「体調不良」の予兆は見られない。28日夜に収録されたとみられる番組側の直撃取材シーンでは、「全然別に何も変わったことはないですけど。番組が面白くなればいい。空気がうつったり、雰囲気的なものもあるし、それを変えちゃプロとして失礼だから、普通にやります」と取材スタッフに整然と話していた。

   石坂さんへの同情とテレ東への批判が集まっていたネットでは、番組ファンから、

「指摘してくださってありがとう」
「ガチギレしててなんか嬉しい」

と「感謝」の声が小倉さんに寄せられている。