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国勢調査で初の人口減少 「違憲状態」小選挙区は37

   総務省は2016年2月26日、15年国勢調査の速報値を発表した。日本の総人口は1億2711万人で。前回10年の調査から94万7000人(0.7%)減少した。1920年の国勢調査開始以来、人口が減少するのは初めて。調査は15年10月に行われた。

   都道府県別に見ると、東京都など都市部の8都県で人口が増え、39道府県で減少した。速報値をもとに衆院小選挙区の「1票の格差」を試算すると、37選挙区で最高裁が「違憲状態」の基準にしている2倍以上だった。