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アベノミクス「評価しない」が57% 読売新聞世論調査

   読売新聞社が2016年1~2月にかけて行った世論調査(郵送形式)で、安倍内閣の経済政策「アベノミクス」について「評価しない」と回答した人が全体の57%で、「評価する」の42%を上回った。2016年2月26日の朝刊で発表された。

   「評価しないと答えた理由」(複数回答可)は、「収入が増えない」が60%トップで、ほかに「経済格差が広がった」(55%)、「物価が上昇した」(46%)などが挙がった。一方、「評価すると答えた理由」(同)については、「大企業を中心に業績が改善した」の44%が最多だった。

   また、景気回復を「実感していない」と答えた人は84%で、「実感している」の16%を大きく上回った。今後の景気回復を「期待できる」と答えた人も34%にとどまった。