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ベッキー「文春への『反省』手紙」は逆効果? 「あざとい」「腹黒い」「奥さんを追い込む」

   「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(27)との一連の不倫騒動を受け、芸能活動を休止しているベッキーさん(32)が、「週刊文春」に直筆で手紙を書いた。2016年5月5日・12日合併号(首都圏など4月27日発売)にその全文が掲載されている。

   手紙では、緊急会見での「友人関係」という説明について「恋愛関係だったと言うべきでした」と反省。さらには「川谷さんへの気持ちはもうありません」と、すでに気持ちが離れていることを告白している。

  • 「週刊文春」に手紙を書いたベッキーさん(写真は2011年撮影)
    「週刊文春」に手紙を書いたベッキーさん(写真は2011年撮影)
  • 「週刊文春」に手紙を書いたベッキーさん(写真は2011年撮影)

「もう川谷さんとは関係がないので」

   記事によると、手紙を受け取ったのは4月22日のこと。ベッキーさんの所属事務所「サンミュージックプロダクション」の代表取締役社長が同誌デスクに直接手渡したという。

   便せん5枚に手書きでしたためられていたのは、ベッキーさんの現在の心境だ。1月6日の緊急会見以来、本人がこの件について直接説明するのは初めてのことになる。

   手紙では「何よりもまず、川谷さんの奥様へ謝罪したいというのが今の一番の気持ちです」と打ち明けている。川谷さんとはもう連絡を取っていないといい、

「川谷さんへの気持ちはもうありません。文春さんで奥様が話された記事を読み、そこで初めて奥様のお気持ちを知り、自分の気持ちの整理がつきました」

とも告白。「もう川谷さんとは関係がないので」という記述もあり、決別していることが強調されている。

   さらに、緊急記者会見で「友人関係」だと主張していたことについては「私の行動を考えると恋愛関係だったと言うべきでした」と前言を修正。川谷さんとの当時の関係を素直に認めている。

手紙は活動再開への布石?

   同誌はベッキーさんが1月末に活動休止に入って以降、事務所を通じて本人へのインタビューを繰り返し申し込んできたが、一度も叶わなかったという。手紙の冒頭と末尾には、インタビューに応えられないことを謝罪する言葉がつづられていた。

   だが、そもそも2人の不倫話を最初に報じたのは、ほかでもない文春だ。その後の開き直ったような「LINE」の中身を紹介したのも同誌である。それだけに、ネット上では

「ベッキーさんから文春にネタ提供してんの、ちょっと意味わからないです」
「なんでわざわざ敵に格好のエサをあげちゃうんだろうな~」
「謝罪するなら奥さんだけにすればいーのに」

といった疑問の声が相次いでいる。

   4月27日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)では、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(33)が「ベッキーは公的には何も本当のことをいってないし、認めてない。手紙ってプライベートに奥さんや文春に渡すためのもので、それが間接的に伝わっていることも狙ってるところが、あざとく感じちゃう」と指摘。

   同番組に出演していたタレントのテリー伊藤さん(66)は、川谷さんの妻側がベッキーさんの謝罪を拒否していることに理解を示し、「会うと奥さんが悪者になっていく。ベッキーが謝罪すると言えば言うほど、奥さんを追い込んでいくことになる」と述べ、妻の心情に寄り添った。

   文春記事には「110日間の愛憎劇に終止符」とあるように、全体的にベッキーさん側を擁護するニュアンスが強い。活動休止から約3か月というタイミングを考えても、手紙掲載は復帰への布石とみる向きは少なくない。

   ネット上では「犯罪じゃないし、みんな忘れて来てるから良いでしょ」「復帰してほしいよ」という声もある一方、「個人的には逆効果な気がします」「もう少し大人しくしてれば、いい感じに復帰できるのに」「ベッキーの腹黒さがわかった」と、今回の手紙が返って悪印象を与えていると見る人も少なくないようだ。