サントリーホールディングスは2016年6月1日、ハンバーガーチェーンを展開する子会社ファーストキッチンの全株式を、同業のウェンディーズ・ジャパンに6月末までに売却すると発表した。売却額は非公表だが、数十億円に上るとみられる。
ファーストキッチンの店舗規模は業界5位で、16年5月末時点で136店舗を展開。経常利益は2年連続で増益と好調に推移していたが、事業集約を目指すサントリーの方針もあり、5月18日付けで売買契約を結んでいた。
売却後もファーストキッチンのブランドは残る見通し。