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「土人」「シナ人」発言で戒告処分 大阪府警の巡査部長ら2人

   沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事の警備に当たっていた機動隊員が、移設反対派に対し「土人」「シナ人」などと発言した問題で、大阪府警は2016年10月21日、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をそれぞれ戒告の懲戒処分とした。各紙が報じた。

   報道によれば、府警が不適切発言で職員を懲戒処分にするのは初めて。処分の理由については「軽率で不適切な発言で、警察の信用を失墜させた」などとしている。府警は2人を監督していた男性警部(41)も同日付で所属長口頭注意とした。

   巡査部長は18日午前、抗議行動への対応中に「どこつかんどんじゃコラ、ボケェ、土人が」などと言った。巡査長も同じ現場で、「黙れ、こら、シナ人」と発言した。