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大統領選の結果再集計にクリントン陣営参加 トランプ氏は「結果尊重すべき」と反発

   米大統領選を巡り、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官の陣営が2016年11月26日(現地時間)、複数の激戦州の結果再集計を求める動きに参加すると表明した。米メディアが報じた。

   クリントン陣営はこれまで再集計を求めない方向を示していたが、第3党「緑の党」候補だったジル・スタイン氏が25日にドナルド・トランプ次期大統領が勝ったウィスコンシン州の再集計を求め、認められたことを受けて方針を転換。スタイン氏はミシガン、ペンシルベニア州にも再集計を求める方針で、クリントン陣営も追随する。

   トランプ氏は一連の動きについて「緑の党の詐欺行為」「選挙結果は尊重されるべき」などと批判。27日には、「数百万人もの」有権者が「不正に」クリントン氏に投票したとツイッターで主張したが、特段の根拠は示していない。