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フィリップモリス、紙巻きたばこ撤退へ 加熱式「IQOS」に注力

   たばこ販売大手のフィリップモリスジャパン(PMJ)は2017年3月2日、将来的に従来型の紙巻きたばこの販売から撤退する方針を発表した。

   PMJは、新たな企業ビジョン「煙のない社会を、ここ日本で」の中で、紙巻たばこに替わる製品として、今後は加熱式タバコ「IQOS」に注力していくとした。

   厚生労働省が、受動喫煙をめぐり「加熱式たばこ」も、一旦規制の対象とする規制案を公表したことに対し、PMJの井上哲・副社長は同日の会見で「加熱式たばこに関するルール作りが重要。従来の紙巻きたばこに関するルールとは違った、別のルールを、ぜひご検討いただきたい」と述べた。