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米国風「酢豚にパイナップル論争」 アツアツのピザに載せたくない人

   米アリゾナ州に住む18歳の女性による、ピザをめぐるツイッターの投稿が話題を集めている。

   地元の宅配ピザ店に「ハワイアン・クラシック」という、パイナップルがトッピングされたピザを注文したところ、なぜかパイナップルなしの状態で配達された。箱には、パイナップルを載せるのを拒否した店員から謝罪のメッセージと、5ドル(約560円)紙幣が張り付けられていたという。ツイートは2017年3月5日付だ。

   日本でも酢豚の中に入ったパイナップルやサラダの中のリンゴなどで好き嫌いが分かれるが、英大衆紙「サン」や「メール・オンライン」など複数の海外タブロイド誌が今回のツイートを取り上げ、米国では温かいピザのトッピングにパイナップルを載せるか否かがしばしば論争の的になると報じている。

   3月7日付のサン電子版によると、店員からのメッセージはピザの箱の裏蓋に書かれていた。「自分にはピザの上にパイナップルを置くことはできない。すみません」というもので、さらに「That's gross(キモい)」とまで書かれていたという。

   ツイッター上では米国人ユーザーを中心に「パイン否定派による陰謀だ」「実際あれはキモい」など様々な声が見られた。

   なお、2月にはアイスランドの大統領が高校生たちの前で「ピザにパイナップルをトッピングするのは禁止したい」とジョークを述べ、同様の論争を巻き起こしている。