J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

フィフィ、沙也加の夫ケガに「有名税」発言 「マスコミ擁護」と非難相次ぐ

   女優・神田沙也加さん(30)の夫で俳優の村田充さん(39)が結婚披露パーティーでマスコミの機材にぶつかって負傷した件について、タレントのフィフィさん(41)が「ある意味で有名税」と2017年5月15日放送のバラエティー番組「バイキング」(フジテレビ系)で発言し、波紋を広げている。

   フィフィさんは発言についてツイッターで弁明したが、ユーザーらから改めて疑問が出ている。

  • 村田充さんと結婚した神田沙也加さん(画像は神田さん公式ブログから)
    村田充さんと結婚した神田沙也加さん(画像は神田さん公式ブログから)
  • 村田充さんと結婚した神田沙也加さん(画像は神田さん公式ブログから)

報道カメラに右目がぶつかる

   神田さんと村田さんは5月にハワイで挙式し、その様子を13日(日本時間)にそれぞれブログで報告。神田さんは「ハワイが大好きな彼の希望で、新婚旅行も兼ねてハワイで結婚式をしてきました。これからの為に式はちゃんと挙げよう、という彼の考えに感謝、そして無事に実現できて本当に良かったです」「『ぼくと結婚してくれてありがとう』とひざまずいて(百合のブーケを)渡してくれて、その緊張した面持ちとまっすぐな言葉と、憧れていたようなシチュエーションに、本当に本当に感動しました」と人生最大の幸福を存分に言葉でつづった。笑顔のウェディングドレス姿の写真を複数枚、さらに夫婦でペアルックのTシャツ姿の写真も掲載している。

   村田さんも同じTシャツの別アングルからのペアルック写真をあげ、「もうすぐ40にもなるってーのに、こういうことを書くのも何ですが、ペアものって素敵やなと思うんですよ。爺さんになっても同じ気持ちでいられたら良いなと思ってます」と未来への希望をつづっていた。

   2人は、13日夜には東京都内で結婚披露パーティーを開いた。スポーツ紙各紙の14日付の報道によると、芸能界をはじめ2人の関係者約100人が招かれた上、報道陣も100人ほどが詰めかけ、大注目を集めた。

   だが終宴後、取り囲んだそのマスコミ陣の機材が村田さんにぶつかり、負傷させるアクシデントが起きた。神田さんはツイッターで13日深夜、「帰り際、報道の皆様に車の周りを塞がれてしまい、カメラが充さんの右目にぶつかり怪我をしました。ご報告する事はしました。写真も載せました。悪い事はしていません。人生で大切なこの日、笑顔で終わりたかったです」と塞ぎ込んだ様子を見せた。

   すると、ツイッターなどでは

「沙也加ちゃんと充さんの大切な時間を壊してまで報道してほしくないです」
「心無い人々です」
「どうして大切な日にこんな気持ちにさせることができるのでしょうか?」

などと、マスコミ批判とともに神田さん夫妻に同情する声が続出した。

フィフィ「追っかけられるうちが花だと思って」

   15日の「バイキング」ではそんな2人の挙式とパーティーの様子を取り上げ、幸せ絶頂のイベントで「事故」が起きたことについて、スタジオ出演のフィフィさんから、今回のアクシデントも含めてブログやSNSで発信したことに対し、こんな発言が飛び出した。

「せっかくおめでたいことを自分が出しているのであれば、気持ちはわかりますけど、ある意味故意じゃなくてアクシデントで起きてしまったことをわざわざ自分から発信する必要はそこまでないのかなと思う。こっちも残念な気持ちになっちゃった。ある意味『有名税』だと思って、追っかけられるうちが花だと思って」

   続けて「私なんか絶対追っかけてもらえないじゃないですか」と言って笑いを誘っていたが、放送を見たツイッターユーザーからは厳しい声が相次いだ。

「フィフィだーー!!!って叫びながらタックルして怪我させても有名税ってことで許してくれるみたいだ」
「マスコミに顔や車に傷つけられても有名人なら我慢しろとか黙っとけって」
「フィフィが仕方ない、みたいに言ったのちょっとなぁ....」

   こうした反応を受けて、フィフィさんは放送後の15日夕にツイッターで、神田さんが一時代を築いたアイドル・松田聖子さんの実の娘である点にも触れながら、発言の真意を以下のように説明した。

「怪我をさせた側が悪いのは当然として、マスコミは親の七光りでなくここまで努力された神田沙也加さんを松田聖子さんと絡めて追いかけ回します。それだけ人気もありますし。今後もマスコミが行動を慎むことはないので、マスコミ擁護の意味でなく、残念ですが芸能人側が対応を考えるしかないと思います」

報道陣に「近隣のご迷惑となっております」と事前に注意喚起

   フィフィさんはあくまで報道陣側に非があるとしているが、この投稿にも「何故あくまで怪我させた報道陣が悪いということをOA中に言わなかったのですか?」「ではどうしたら良かったんですかね?」と、なおも批判が続く事態となっている。

   実は、村田さんらはパーティー直前の13日20時ごろ、過熱気味の報道陣に対してそれぞれ注意喚起していた。村田さんはブログで「直接にお伝えをすることができないので、ブログにて失礼致します。パーティー会場前にお集まりのマスコミの皆さま。近隣のご迷惑となっております。私たちはこの日を楽しみに、たくさんの準備をして参りました。親しい方のみを招いたプライベートな会なのです。どうかご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます」とし、神田さんもほぼ同時刻にツイッターで「どうか今日はご理解をお願いします」などと同様の訴えを投稿した。

   村田さんは負傷について14日朝のブログで「ご心配をお掛けした右目の具合ですが、触れるとまだ痛みはありますが、傷が残るような打撲ではなかったようで、もう平気だと思います。眼球が驚いてしまったようです(フラッシュも凄かったですし)」と大事には至らなかったことを報告している。