J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

松居一代が「LINEアカ」開設 「こちらに集まって」の狙い

   連日のようにブログ投稿を続けている女優・松居一代さん(60)は2017年7月10日、自身のアメーバブログについて「寝ずの、ブログ対応作業をして 一旦は、閉鎖を免れました」とツイートし、前日9日夜に書き込んでいた「閉鎖の危機」を脱したと報告した。

   松居さんはブログのほかユーチューブ、ツイッターといった各種SNSをマルチに使い、夫・船越英一郎さん(56)の「不倫」主張や、「週刊文春にだまされた」といった「被害」を発信し続けている。それが今回の「閉鎖の危機」を受けてか、さらに新たな発信の場として「LINE@」のアカウントも開設した。

  • 松居一代さんが「LINE@」アカウントを開設した(画像はアカウントのトップ画面)
    松居一代さんが「LINE@」アカウントを開設した(画像はアカウントのトップ画面)
  • 松居一代さんが「LINE@」アカウントを開設した(画像はアカウントのトップ画面)

「ご安心ください!!」

   松居さんは7月9日夜、ツイッターで「実は、ブログが、閉鎖の危機状態です いつ閉鎖されても・・・おかしくない状況です」、当のアメブロ内のブログでも「温かく見守って頂いているこのブログが、危機に直面しています ひょっとしたら...明日閉鎖される可能性があります」と存続の危機にあると主張した。

   それが一夜明けた10日朝、「ご安心ください!! 昨夜も寝ずの、ブログ対応作業をして 一旦は、閉鎖を免れました ホッとしています」と事なきを得たと報告した。この間に何があったのか。

   アメブロを運営するサイバーエージェント(本社・東京都渋谷区)の広報担当者は10日、J-CASTニュース編集部の取材に対し「名誉毀損にあたるブログ記事について、アメブロの利用規約に則り、松居さまご本人様へ該当記事を削除いただけるよう、削除依頼のメールをお送りいたしました」と話す。一方で「ブログ閉鎖」については否定した。

「7月10日午前10時までに名誉毀損にあたる部分(該当記事)を削除いただけない場合は、『ブログ閉鎖』ではなく、『該当記事の削除』をさせていただく場合がある旨もお伝えいたしました」

   アメーバ利用規約13条4項では禁止事項を列挙しており、その一つに「他の会員や利用者、当社、その他第三者を中傷したり、名誉を傷つけたりするもの、権利を侵害するもの」と定めており、これに違反していたのだという。ただ、具体的にどの投稿について規約違反が認められたのかは「個別記事についての判断や詳細の状況については、お答えしかねますのでご了承ください」とのことだった。

「ブログの閉鎖予定もございません」

   広報担当者は「現状、ご本人様により該当記事がすべて削除されている状況で、ブログの閉鎖予定もございません」としている。実際に松居さんのブログを見ると、以前あった5日付の「船越英一郎の裏の顔」、6日付の「船越英一郎 と 全面戦争、はじまりますよ」など複数の投稿が10日昼現在は削除されている。

   「閉鎖」はされずとも、松居さんにとっては規約の範囲で投稿に制限がある状況。だが、ブログでは9日夜に「サイバーエージェント様 藤田(晋)社長様 見守っていただきまして ありがとうございます よろしくお願いしますね」、10日朝にも「連日、あたしの...気持ちをみなさんへお伝えできるのは ツール ブログをご提供いただいているからです サイバーエージェント様 藤田 晋 社長様 本当に、ありかとうございます」(本文ママ)と立て続けにサイバーエージェントに「感謝」をつづっている。

   一方、松居さんは10日10時前ごろ、LINE(本社・東京都新宿区)が運営する情報配信サービス「LINE@」のアカウントを開設したとツイッターで報告。「敵は、束になってかかってきています」「こちら(編注:LINE)に集まってくださいね」と呼びかけた。その後、ツイートやアメブロの投稿でも、LINE@アカウントをPRしている。