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羽生結弦、無念の欠場でファンの対応「差」あらわに 「祈祷班」と転売ヤー

   フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(22)が、2017年11月10日に大阪で始まったグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯を欠場する。前日の公式練習で4回転ルッツの着氷時に転倒し、右足関節外側靭帯損傷と診断された。NHKなどが報じた。

   ファンは悲嘆に暮れながらも羽生選手の1日も早い回復を願っている一方で、羽生選手の欠場でチケットが売りに出される現象も起きている。

  • 羽生結弦選手がNHK杯を欠場(2014年4月撮影)
    羽生結弦選手がNHK杯を欠場(2014年4月撮影)
  • 羽生結弦選手がNHK杯を欠場(2014年4月撮影)

織田信成「賢明な判断やったと思う。。」

   羽生選手の今季の出場はGP第1戦のロシア杯のみのため、今回の欠場によってシリーズ成績上位6人で争うGPファイナル(12月7~10日、名古屋)への道は絶たれた。羽生選手は治療に専念し、全日本選手権(12月20~24日、東京)に向けて頑張るという。

   平昌五輪が3か月後に迫るなかでの苦渋の決断。NHK杯は3連覇、GPファイナルは5連覇がかかっていた。とりわけGPファイナルでの成績は、五輪代表選考に有利に働く可能性があった。

   プロフィギュアスケーターの織田信成さんは、同日ツイッターで

「本当に辛くて悔しいと思うけど賢明な判断やったと思う。。絶対すぐ良くなる!!!すぐ良くなるように祈ってるぞ!!!」

と気遣い、声援を送った。

   ファンも悔しさと残念さをにじませながらも、「早く治りますように」と祈る。羽生選手の名前を連想させる「弓弦羽(ゆづるは)神社」(兵庫県神戸市)や、今季フリープログラムの「SEIMEI」にちなんで平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る「晴明神社」(京都市)を参拝し、1日も早い回復を祈願する人も現れている。「SEIMEI」になぞらえて、羽生選手の活躍や無事を祈るファンを「祈祷班」と呼ぶそうだ。

   羽生選手は14年のGP中国杯で、フリー本番の直前練習で他選手と衝突。頭部を負傷しながらも強行出場したが、「周囲が棄権させるべきだった」との指摘も相次いだ。そのため今回の英断には、

「ゆづ棄権と聞いて、怪我が酷かったことに心配はあるけれど、無理して出ないでくれて少し安心している」
「良い判断だと思う。5連覇の夢は消えたけど全日本に標準あわせて、治療に専念してください」

と安堵する声もあがっている。

チケットの譲り先を探す人も...

   今回のNHK杯は、宇野昌磨選手、ネイサン・チェン選手、ハビエル・フェルナンデス選手、パトリック・チャン選手などは出場しない。羽生選手が欠場することで、男子の「目玉選手」が不在となると残念がる声もある。GPファイナルは、羽生選手とチャン選手が欠場、フェルナンデス選手の出場も厳しい状況だ。

   そのため羽生選手の欠場が決まった10日午後から、インターネット上のチケット売買サイトなどではチケットが売りに出される事態となっている。ツイッターでも譲り先を探す人が現れている。

   NHK杯では、急に行かれなくなってしまった場合に定価でチケットの取引ができる「2017NHK杯大会公式チケットトレードサービス」を展開していたが、すでにトレード実施の期間は過ぎてしまっている。そうしたサービスを介さずに売買するにしても、電子チケットの場合、チケット受付時に登録した電話番号のスマートフォンが必要なため、他人に譲るのは難しい。

   羽生選手欠場でチケット放出が起きたことにネット上では怒りの声も出ている。

「羽生くんが出ないからってチケット転売したりするのやめてほしい」
「男子フィギュアは羽生だけじゃねぇぞ!!」

   一方で、元々チケットの確保が難しかったためか、「譲ってほしい!」との声も多数あがっている。