J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

有働由美子アナ「40歳で更年期」告白 今は「すべての不調が改善」のワケ

   NHKの人気アナの有働由美子さん(48歳)が、40歳の時に更年期と診断され、ずっと女性ホルモン剤療法を続けていることを「あさイチ」の番組内で告白した。

   2017年11月13日放送の「女性ホルモン特集」で、自らリポーターを買って出て、自分の体験を交えて更年期の悩みや治療法を報告した。

  • 有働由美子アナ「更年期あきらめないで」(2012年11月撮影)
    有働由美子アナ「更年期あきらめないで」(2012年11月撮影)
  • 有働由美子アナ「更年期あきらめないで」(2012年11月撮影)

オバマ大統領当選の現場報告時に「ほてり」や「めまい」

   番組ではいつもキャスターを務める有働アナが、この日はリポーター役を買って出た。番組の冒頭、有働アナの顔がクローズアップ、斜め45度のカメラ目線でこう語り始めた。

有働アナ「今日のテーマは女性ホルモン。私も48年生きてきて、初めて知ることばかりです」

   2008年11月4日、米ニューヨーク街頭の映像が流れた。バラク・オバマ氏の米大統領選勝利を祝う市民たちでごった返している。「ご覧ください。すごい盛り上がりようです」。ニューヨーク支局員だった有働さんがマイクを手に現場報告をしている。バリバリと元気よく仕事をしているように見える有働さんだが、実はこの時、ひどく体調を崩していた。40歳の時だった。

有働アナ「立っていると、クウ~と地面に引っ張られるようなめまいを感じました。急に汗が出るようになって、冬なのにおかしいなと。とにかく小さなことで、自分をコントロールできないくらいイライラし始めました」

   ニューヨーク市の婦人科を受診すると、「ストレスがたまって更年期が早まったのではないか」と診断された。

「まだピチピチで、これから恋もしたいのに...」

有働アナ「『はっ?!』みたいな(笑)。まだ40歳で、ピチピチで、なんならこれから恋もしたい。更年期って何でしょうか? 最初はこの先生、間違っているんだ、ここはアメリカだから診断がおかしいのだと思いました。信じたくなかった加減ですね」

   しかし、処方された女性ホルモン剤を飲むと、ホットフラッシュ(ほてり)がなくなり、頭痛が消え、イライラもしなくなった。

有働アナ「逆に肌の調子が前より良くなり、本当に私の場合はすべての不調が改善されましたね」

   日本に帰ってきてから「あさイチ」のキャスターに。女性ホルモン剤のおかげで毎日快調に過ごしている。再び有働さんの顔がクローズアップ。斜め45度のカメラ目線でこう笑った。

有働アナ「更年期だからってあきらめていません? 本当に薬を飲むと楽になるんです(スタジオ中大爆笑)」
井ノ原快彦キャスター「ハハハハ、何なんですか、今日は」

   有働アナといえば、2017年5月の放送でも自分のワキ汗の話を持ち出し、「ワキ汗、いいことにしようよ。頑張って汗が出るんだから、ワキ汗かく人、いい人ばかりだよ」と呼びかけたばかり。率直に女性の悩みと明るく向き合うキャラだ。この日の「女性ホルモン」の特集でも、自ら買って出たリポーター役として、更年期の女性に多い尿漏れや下着のニオイは、「実は、オシッコの拭き方が悪いのです」と、模型で実演指導をしていた。