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リニア工事を巡り大手ゼネコン4社を捜索へ 東京地検、独禁法違反容疑で

   東京地検特捜部が、リニア中央新幹線に関わる工事の入札について受注の調整をした独占禁止法違反の疑いがあるとして、鹿島、大成建設、清水建設、大林組の大手ゼネコン4社の捜索に乗り出す。2017年12月18日に各社が報じ、鹿島と清水建設については同日午前に家宅捜索が始まった。大成建設と大林組についても、近く捜索を行うとみられる。

   ゼネコン4社は、リニア中央新幹線関連の工事で事前に受注調整を行ったとみられている。22件ある工事のうち15件について、ゼネコン4社がほぼ均等に受注しているという。 大林組は8日に、名古屋市内の非常口新設工事の入札で不正を行った疑いがあるとし、偽計業務妨害の疑いで東京地検特捜部からすでに捜査を受けている。