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「チケキャン」運営会社元社長が書類送検 親会社ミクシィ「厳粛に受け止める」とコメント

   チケット売買サービス「チケットキャンプ」で人気女性歌手のコンサートチケットを不正転売しようとしたとして、京都府警は2018年1月11日、同サイトの運営会社でIT大手ミクシィの子会社「フンザ」の元社長(38)ら4人を京都地検に書類送検した。各社が報じた。

   「チケットキャンプ」は17年、商標法と不正競争防止法違反容疑で捜査当局の捜査を受けた。これを受けてフンザは17年12月7日にサービスを停止し、18年5月末にサービスを終了させることを発表。その後、複数のチケット転売業者を優遇していたことも明らかになっていた。

   書類送検された1月11日、ミクシィは

「厳粛に受け止め、引き続き捜査に協力するとともに、検察庁による判断を待ちたいと考えております」

とコメントを発表し、今後はガバナンス強化、リスク管理体制の見直しを継続して進め、信頼回復に取り組むとした。